お金の使い方は生き方

お年玉のシーズンである。

 

1年でこの時期だけは私より子どもたちの財布のほうが重たくなる。うらやましい。

 

 

お金の魔力なのか、子どもたちの行動が面白い。

 

 

お金を持つと気持ちの余裕ができるのか、正月明けからやたら饒舌になっている下の娘ちゃん。

 

 

ショッピングセンターに行ったときに私が商品を見ていると、買ってあげようか?とか、コーヒーおごってあげようか?とか。

 

 

だが、まだ金銭感覚が培われていないため、ペース配分がわかっていない。

そんな豪遊したらあっという間に無くなるよってアドバイスをしてあげてる。かわいいもんだ。

 

 

 

下の娘は自分の欲望に正直なのだが、上の娘のお金の使い方が面白い。

 

 

 

私が子供の頃はお年玉は全て自分のために使っていた。ゲームにおもちゃにと物欲の塊だったような気がする。

 

 

ところがうちの上の娘はあまり自分のためにお金を使わない。

わりと人のために使うのだ。

 

 

家族の誕生日、クリスマス、そういったイベント事に自分のお金を使ってサプライズする。

 

 

昨年のクリスマスなんて自腹でスーパーで材料を買い、クリスマスケーキを作っていた。

 

 

そういう時のためにおこづかいをこっそり取っておいている。

 

 

素晴らしいと思うし、感心させられる。

 

 

お金と幸福度には相関関係が無いという研究結果があるそうだ。

 

 

要はたくさんお金を持っていても、一瞬は幸せかもしれないが、長くは続かないという。

 

 

また、自分へのご褒美とかで高価な買い物をしても、それもあまり幸福には繋がらないらしい。

 

 

それよりも、他人のためにお金を使うことのほうが幸福度は上がるという。

 

 

 

昔誰かが言っていたのを思い出した。お金は人とのつながりに使いなさいって。

 

 

 

情けは人の為ならずのことわざにもつながってくるものなんだろうな。